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ちょうかいネットについて

[eraseBlockTitle] ちょうかいネットについて

ごあいさつ


鶴岡地区医師会 土田兼史

 高齢化社会が急速に進む中、地域医療において求められているのは、限られた医療資源を有効に活用した、多職種協働による包括的な医療・介護体制の構築です。その目的のためには、医療機関、訪問看護ステーション、介護施設、薬局など、施設・職種の垣根を超えた連携が不可欠であり、連携を支えるツールとしてITが期待されています。山形県鶴岡地区医師会が運用する医療連携型電子カルテNet4Uは、多施設・多職種間での患者情報の共有と相互コミュニケーションを可能としたシステムであり、まさに地域医療に求められる連携を支援するITツールと位置づけられます。

 Net4Uは、すでに11年以上にわたる医療現場での運用実績があり、波及効果も含めさまざまな成果を上げてきましたが、とくに活用されているのが在宅医療の分野です。在宅医療においては、多職種協働が欠かせません。Ne4tUは、とくにがん患者の在宅終末期医療における、在宅主治医、訪問看護師、薬剤師、病院主治医、緩和ケア専門チーム、リハスタッフなどのタイムリーな情報共有ツールとして実績をあげています。

 一方で、11年を経たNet4Uは技術的な陳腐化も目立ち、さらには、医療環境が当初想定した病院を中心とした病診連携モデルから、在宅の高齢者を おもな対象とした多職種連携モデルにシフトするなか、Net4U自体もそれに対応する必要性に迫られてきました。そこで、Net4Uは、医療と介護を繋ぐ ヘルスケア・ソーシャル・ネットワークとして全面改訂し、5月1日から運用を開始しました。新Net4Uは、従来の電子カルテとしての機能のほかに、医療と介護など多職種協働体制をサポートする機能が強化されております。

 さらに、Net4Uは、ID-Linkを介して「ちょうかいネット」に参加します。このことにより、病院のカルテを診療所が閲覧するだけのネットワークではなく、庄内医療圏全体において医療、介護が連携し、患者さんを支えるインフラになることが期待されています。

 このホームページでは、Net4Uの運用状況を含めその成果を逐次公開していきたいと考えています。参考にして頂くとともに、ご意見など頂戴できれば幸甚です。


一般社団法人鶴岡地区医師会 会長 土田兼史